活動における重点テーマや目標
巨匠フランク・ロイド・ライトの意匠を継承し、重要文化財としての保存と公開を両立させる。その上で、多様な利活用を通じて建築の普遍的価値を社会に発信し、次世代へ文化のバトンを繋ぐことを目標とする。
活動の概要
日本で唯一、建築当初の姿を留めるフランク・ロイド・ライト設計の住宅建築として、週3日の一般公開を行い、国内外へ建築文化を広く発信している。恒例の「雛人形展」では、建築主である山邑家ゆかりの歴史を伝え、秋の「夜間見学会」では、柔らかな照明の光が織りなすライト建築特有の造形美を体感する場を提供している。昼夜で異なる建物の表情を提示することで、重要文化財の多面的な魅力を引き出している。
2022年からは地域連携を強化し、小学校の作品展会場として活用するなど、文化資源を閉ざされたものにせず、生きた交流の場として運用している。これにより、文化財の価値共有と次世代の豊かな学びへの貢献を目指している。
活動の特色
【経営資源の活用】自社が所有・管理する重要文化財を、単なる静態保存ではなく「生きた文化資産」として開放。
【地域との接点】 2022年より芦屋市内の小学校と連携し、児童の見学会および図工作品展を開催。累計720名の児童と2,086名の保護者が来館し、地域コミュニティの場としての役割を果たしている。
【活動の思い】 子供たちが自らの作品を展示することで、地域の宝である文化財に愛着と誇りを持つ「心の教育」に寄与したいと考えている。企業の社会的責任として、地域社会と共に歩み、100年先を見据えた文化財の新たな可能性を模索し続けている。



