活動における重点テーマや目標
アーティスト等に、当社所有の不動産物件を比較的安価で提供、改装等自由とすることで、創造活動をサポートするとともに、当社の不動産が集中する北加賀屋地区を文化・芸術の集積する創造拠点に変えていく。
活動の概要
2004年にアートプロジェクト「NAMURA ART MEETING」に所有する造船所跡地の無償会場提供を始めたのをきっかけに、跡地建物を改装し「クリエイティブセンター大阪」を開設。以降、所有不動産(空き家、旧工場等)もアート関係者に相場より安価な賃料で提供し入居者の情報発信等も行う。現在スタジオやオフィス、アトリエ等が約50件、約150名が活動。各拠点で連携し、同時に一般公開するなど創造活動に触れられる機会の創出にも取り組む。2009年からは地域行政や住民と連携し年1回イベント「すみのえアートビート」を開催。近年はクリエイティブを主軸にアートから裾野を広げ、一般層が来訪できる拠点整備を強化。
活動の特色
・持続可能なまちづくりを目指し、経営資源である不動産を活用した多様な取組を実施
・通常の物件では認められない「自由に改装」「退去時の原状回復不要」を許可することで、創造性を発揮できる環境を提供
・自社単独の活動から、周辺住民や区役所を巻き込んだ展開へ
・当社=ハード提供/整備、財団=ソフト/企画という役割分担で、活動を効果的に推進
・当社/財団が企画・運営する創造拠点を開設
・本構想の下、企業やアーティスト等と共創し、空き物件の活用を企画・立案。現在、本理念に関わる創造拠点が約50件、150名が活動
・CCO開設20周年を記念し、まちの魅力を発信するプロジェクトを年間を通じて実施
