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印刷博物館におけるさまざまな教育活動への取り組み

  • 文化学園大学杉並中・高校との探求授業
  • 東京都立大学オープンユニバーシティ講座での講義
  • 第5回印刷文化学会議

実施日/実施期間

2025年4月1日~2026年3月31日(通年)

実施場所

東京都

印刷博物館

活動における重点テーマや目標

国内唯一の印刷を総合的に扱う博物館として、印刷の役割と意義を広く伝え、理解と関心を高めてもらうため、また社会的課題の発見・解決に寄与することを目的に、さまざまな教育活動に取り組んでいる。

活動の概要

学校連携では、2001年より取り組んでいる近隣の文京区立金富小学校との授業ならびに、新たに始めた文化学園大学杉並中・高校との探求授業を継続実施する。他の学校とも、印刷をテーマとした講義や出前授業、キャリアスタディなどを行うことで関係強化を図り、児童・学生に印刷の存在意義と価値を理解してもらう。また、2023年より実施し評価をいただいている、経済困窮世帯の子どもを対象としたオンライン授業や、2024年より始めた認知症対策や障がい者、児童養護施設向けワークショップにも積極的に取り組む。その他にも活版印刷を中心とした各種ワークショップを行うことで、子どもから大人まで、多くの人に印刷の魅力を発信する。

活動の特色

歴史・文化の発展に貢献してきた印刷の役割を発信し、印刷の存在価値を高めることを使命に活動に取り組んでいる。展示とともに教育を活動の柱に据え、子どもから大人まで、幅広い層を対象に活動を実践している。2020年には、「印刷文化学」の構築を提唱し、毎年さまざまなテーマで「印刷文化学」会議を開催するとともに、各教育機関で「印刷文化学」講義や出前授業を行っている。また、活動の幅を広げるため、社会課題の発見・解決に寄与した教育活動にも力を入れている。ほかにも、活版印刷を中心とする各種ワークショップを館内外で実施することで、印刷だけではなく、文字や本に対する興味と関心を高めてもらうことにも努めている。

・・・企業メセナ協議会会員

ジャンル

美術/デザイン/ものづくり

継続活動

(2000年 活動開始)