活動における重点テーマや目標
アートギャラリーホームとは、首都圏・近畿圏を中心に有料老人ホームを運営するチャーム・ケア・コーポレーションがウェルビーイング向上のために取り組む、若いアーティストへの支援活動です。
活動の概要
本活動を開始したのは2014年。若いアーティストを対象とした定期的な公募を実施し、審査員による作品選考・表彰式および作品展を開催している。選出作品約1,300点を首都圏と近畿圏の約40カ所の有料老人ホームに常設展示し、ホームページ・SNSからの情報発信を行う。また、美術大学・関連企業との連携プロジェクトの実施により、若いアーティストへの継続した支援や、障がいのあるアーティストへの支援を推進する他、パブリックスペースでの展示・発信を行う予定。さらに「アートによるレクリエーションプログラム」をアーティスト・NPO法人と企画共同開発し実施することで、入居者のウェルビーイング向上にも取り組んでいる。
活動の特色
アートには高齢者の心を豊かにし生きる力を与える効能があるという創業者の思いをきっかけに、2014年より本活動を開始した。活動の特色は、介護事業を展開する企業ならではの視点を生かした、アートによる社会課題解決のための取り組みである。アートがウェルビーイングを向上させるものであることに着目し、若いアーティストへの支援を通じて、心豊かな社会の構築を目指している。施設内での作品展示は、若いアーティストの実績創出に貢献するとともに、入居者と施設で働くスタッフにとっての魅力的な空間づくりにもつながる。また、若手アーティストと高齢者をつなぐことで、双方がともに学びや刺激を得る場づくりも行っている。
