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「第124回 ABCラジオ上方落語をきく会」

  • 桂二葉(第121回公演から)

実施日/実施期間

2026年2月28日(土) 同日で二公演(予)

実施場所

大阪府

大阪府大阪市中央区 国立文楽劇場(予定)

活動における重点テーマや目標

上方伝統芸能の代表的存在である「上方落語」の魅力を、文化を支えるメディアとして、公演・ラジオ・SNS等で社会に広く伝え続けます。

活動の概要

「上方落語をきく会」は、昭和30年(1955年)12月1日に旗揚げをした同一主催者による最古の落語会で、これまでに通算123回の歴史を重ねてきました。上方落語では最も長い歴史を誇る一方で、「1080分落語会」や「しごきの会」などの独自の企画は、多くのファンに語り継がれ楽しまれています。2024年度は、2月16日(日)に、上方芸能の殿堂・国立文楽劇場を舞台に昼夜の二公演を実施。その模様をABCラジオで完全生中継するとともに、若年層にも広がるSNS、エリアを問わないradiko等を活用した多元の展開を実施しています。

活動の特色

大阪・高麗橋の三越劇場で開催された昭和30年の第一回公演当時、上方落語は風前の灯火と囁かれ、噺家はわずかに9人程でした。しかし、その後、松鶴、米朝、小文枝、春團治の「上方落語四天王」が台頭、更には仁鶴、枝雀、三枝、春蝶、小染といった人気者が輩出され、70年代に学生中心に巻き起こった「上方落語ブーム」の中心的存在となりました。やがて当会は、「1080分落語会」「しごきの会」「創作落語特集」等の企画を通し檜舞台としての評価が定着。ラジオの特性を生かしつつ「噺家」「放送局」「落語ファン」の三位一体で落語会を盛り上げていく独自のスタイルで、旗揚げ70年の今日まで、貴重な上方伝統文化を支え続けています。

・・・企業メセナ協議会会員

ジャンル

伝統芸能

継続活動

(1979年以前 活動開始)