活動における重点テーマや目標
インフラ事業者として、地域コミュニティの「文化のインフラ」を育み、「熱量」を高めるため、街の文化資産である地元美術館や、そのコレクションを応援する新たなプログラムとして2023年より展開。
活動の概要
「パム」(PAM=Party At the Museum)は、地元・福岡の美術館や博物館の展覧会とコラボし、従来の「観る」に、「食べる」「飲む」「聞く」「踊る」「学ぶ」といった要素を付け加えることで、美術館全体を楽しんでいただくための企画。地元の文化施設を応援するほか、美術館と、美術館へ行ったことのない市民との橋渡しを行っている。プレイベントとして、社員限定の展覧会ツアーも開催。社員にとっても、本物の作品を鑑賞し、学芸員から直接話を聞くことのできる貴重な場となっている。
活動の特色
展覧会に関係する飲食ブース、DJ、ダンサー、有識者トーク等を誘致し、美術館に「観る」以外の要素を加えることで、リーチ層を広げ、地元美術館を応援している。第一回目の開催では、イベント開催時、通常時と比較して3倍の集客を達成し、「長らく実現したかったが自力だけでは不可能だった館の使い方や風景を『パム』のおかげで実現できた。毎月でもご一緒したいくらいに価値のある素晴らしい企画」と驚きと喜びの声をいただいた。また同館ではその後、本イベントと同様のフォーマットでの自主企画が開催され、施設の可能性の拡大に貢献できたと実感している。
