活動における重点テーマや目標
キヤノンギャラリーでは、写真文化の向上に広く貢献することを目的に、プロ・アマチュアを問わず、多くの方々の写真展を開催してきた。今後も、ジャンルを問わず、写真表現の幅広さ・奥深さを伝えていく。
活動の概要
キヤノンギャラリーは3つに分けられる。
(1)キヤノンギャラリー銀座・大阪:毎年公募を実施し、銀座・大阪それぞれ2週間の写真展を開催する。プロ・アマチュア、個人・グループは問わず応募できる。
(2)キヤノンギャラリーS(品川):写真史に名を遺す著名な写真家や新進気鋭の若手写真家の写真展をキヤノンマーケティングジャパン(株)が企画し開催。第一線で活躍する写真家の写真表現を体感できる空間を創出している。
(3)キヤノンオープンギャラリー1・2(品川):自社が収蔵しているコレクション展や、若手写真家・アマチュア・学生の作品発表の場として提供。より多くの方に写真作品発表・観覧の機会を提供している。
活動の特色
キヤノンギャラリーは2023年2月に開設50周年を迎えた。最初に開設されたのはキヤノンギャラリー銀座(1973年)であり、その後、ギャラリー大阪、ギャラリー S、オープンギャラリー1・2と数を増やした。これらのギャラリーで開催された写真展は計2800回を超える。より多くのプロ・アマチュアの方々に作品発表の場を設け、写真文化の向上に貢献することを目的に活動してきたキヤノンギャラリーは、その写真文化への貢献・寄与が認められ、1982年に日本写真家協会賞を受賞した。
2023年5月から2024年4月にかけては、今後も写真・映像文化の発展を支えていくことを発信する機会として、50周年企画展を開催した。