活動における重点テーマや目標
食にまつわる思い出やエピソードを通して、食材や人とのつながりや喜びを再発見し、笑顔と活力を得てこころゆたかになってもらうことを目的に、読売新聞社・中央公論新社主催の本企画に開始年度から協賛しています。
活動の概要
一般の部(中学生以上)「食にまつわる、笑顔や優しさ、活力などを与えてくれる思い出やエピソード」のエッセー1200字程度、小学生の部「ごはんや食べものについてのエピソード」の作文800字程度で応募いただきます。2010年に開始し、今年で15回目。第7回より小学生の部を設け、昨年は全体の3割弱でした。一般の部は10代が最多、次いで70代といったように各年代から幅広く応募いただいています。審査は直木賞作家の山本一力先生やオレンジページ取締役の姜明子様、料理研究家の牧野直子様他で行われ、キッコーマン賞、読売新聞社賞、優秀賞等計18作品を選出します。昨年までで累計応募総数は6万3千通を超えています。
活動の特色
本エッセーコンテスト応募作品のエピソードをもとに、調査員と記憶さん(エッセー作者)が忘れられない思い出の味を再現し、新たな「おいしい記憶」がうまれる瞬間を描く映像番組「おいしい記憶きかせてください」も提供しています。MCは藤井隆さん、進行はフリーアナウンサーの吉竹史さんで、毎月第3土曜日にBSフジにて放映、同時にキッコーマン特設サイトやYouTubeでも公開しています。心あたたまる本当の「おいしい記憶」が笑いや感動を呼び、多くの方にご視聴いただいています。食の記憶には人生そのものの記憶を思い起こさせる力がある、といったご意見も頂戴しています。