活動における重点テーマや目標
当該音楽賞は、将来を担う音楽家への奨励・支援と日本の音楽界の発展に大きく寄与した方への顕彰を重要テーマとしており、「日本の音楽文化の永続的な発展と、本賞がそれに資すること」を目標に活動している。
活動の概要
毎年、フレッシュアーティスト賞と特別賞を各1名に贈呈する。
フレッシュアーティスト賞〔副賞300万円〕は、将来を期待される優れたアーティストを対象とした賞で、技術のみにかたよらず、音楽性、将来性を重視し、広い範囲から選出、その年の最優秀者を決定し賞を贈っています。
特別賞〔副賞100万円〕は、クラシック音楽をベースにした活動を行っている個人を対象とした賞で、演奏家に限定せず幅広いジャンルの中から音楽文化の発展に大きな貢献を果たした方に対して賞を贈ります。
活動の特色
日本製鉄は1995年から2005年までラジオ番組「新日鉄コンサート」を提供、1995年に紀尾井ホールを開館するなど長年に亘り、一貫して音楽分野を支援している。本音楽賞は1990年に設置し音楽界で一定の見識を持つ様々な立場の方とともに贈賞者を選考している。
贈賞者が広く認知されるよう、毎回受賞記念コンサートを開催。また2020年以降は贈賞者の美点や業績を更に多くの方々に目と耳で実感してもらえるよう、同コンサートの配信を開始。
さまざまな音楽家が受賞を機に更に飛躍していくのは非常に嬉しく、また特別賞で普段スポットライトが当たらない場所で真摯に音楽創造の支えとして活動する方と出会えることは感慨深い。
