活動における重点テーマや目標
全国の子どもたちに本と親しむきっかけを届けたい。物語の力が楽しい時間を過ごす一助となれるよう、絵本の「読み聞かせ」の時間のなかから、本の手ざわり、おもしろさを知ってほしいという願いをこめた活動です。
活動の概要
キャラバンカーにおよそ550冊の絵本を載せて全国の幼稚園、保育所、小学校や図書館などを訪問し、絵本の閲覧や、紙しばいと絵本の読み聞かせを開催しています。
子どもたちが本と仲良くなる最初のきっかけは、絵本を読んでもらうこと。
本に親しんでもらいたいと1999年にスタートし、これまでに全国2万3000ヵ所以上を訪問してきました。おもに子どもたちを対象とした読書推進事業で、今年25周年をむかえます。
活動の特色
「おはなし隊」の特色は、おはなし会(絵本の読み聞かせと紙芝居)に加え、キャラバンカー積載の絵本の「自由閲覧」の時間を多めに取っていることです。4トントラックを改造した移動図書館のようなキャラバンカー積載の、自社・他社あわせておよそ550冊の絵本を、子どもたちが大人の手を借りず、自由に手に取り、自ら選ぶ第一歩となる機会を創出しています。お気に入りの絵本を手に取り、何度も車内外を行き来する子どもたちの姿は生き生きとしております。また、おはなし会の中には必ず「紙芝居」を組み込んでおり、拍子木など道具を使用して、街角では見られなくなった「紙芝居」という文化を全国の子どもたちに提供し続けております。