活動における重点テーマや目標
地域に開かれた美術館を目標とし、多彩なプログラムを通して子供から大人までに幅広く美術の魅力を伝えるとともに、来館されたお客様にやすらぎと癒しの時間を提供する。
活動の概要
所蔵する西洋絵画や民藝コレクションを活用した当館ならではの魅力ある企画展や講演会、ワークショップを開催し、美術に関する幅広い知識や魅力発信に取り組む。教育普及活動にも注力しており、地元大山崎町の小学校への出張授業などを通して、子供たちの美術への関心のきっかけづくりにも取り組む。本年は所蔵作品の公開を含め、魅力ある企画展を複数回開催予定。
活動の特色
実業家加賀正太郎氏により大正から昭和にかけて建てられた山荘を修復した美術館であり、当社のメセナ活動の拠点。再生された本館および安藤忠雄氏設計地中館「地中の宝石箱」とともに、1996年に美術館として開館。主なコレクションは西洋絵画と民藝。西洋絵画は印象派のクロード・モネの代表作《睡蓮》の連作を中心に収蔵。民藝は河井寬次郎・濱田庄司・バーナード・リーチを中心に多岐に渡る作品を収蔵。天王山南麓に建つ本館テラスからの眺望は素晴らしく、緑豊かな庭園や木津川・宇治川・桂川の三川を望む雄大な景観は大きな魅力となっている。隣接する「聴竹居」をはじめとする施設とも連携を図りながら、地域の魅力発信にも取り組む。