活動における重点テーマや目標
プロフェッショナルなダンス環境の整備、および関連するクリエイターの育成事業を企画・運営するダンスハウス。総合芸術であるダンスの発展のため、ダンスに関わるあらゆる人が垣根なく集える磁場となることを目指す
活動の概要
4つのコンセプトを軸に事業を展開。
・つくる―レジデンス
プロフェッショナルなクリエイターによるパフォーミングアーツ作品の創作
創作活動のプロセス公開のトライアウト公演の実施とフィードバックの場の提供
・そだてる―プロラボ
アーティストやスタッフに向けたダンスの枠を超えた様々な専門家によるワークショップやセミナーの実施
・あつまる―オープンラボ
子供や障害のある方など劇場に行きにくい方が参加できるプログラムを実施
市民が気軽に立ち寄れるダンスアーカイブの収集と提供
・むすぶ―ネットワーク
国内外のダンスを専門とする劇場や団体と協業しダンスを通じた社会貢献を実現
活動の特色
日本の舞台芸術の創作環境の改善に取り組むため、対象別に「3つの拡張」を実践。
1.アーティスト:創作に集中できる場・資金を提供
2.スタッフ:若手・他分野からの人材登用
3.市民・観客:創作過程の公開やアーティストとの交流
自立したダンスアーティストの育成のために技術のみならず、美術や音楽、歴史、哲学、法律などのセミナーや、異ジャンルのクリエイターらとのコレクテイヴな創作、差別やハラスメントが起こらない環境の創造、新たな観客の醸成を目指したオープンなトークなど、様々な実験的な試みを行う。また、官民連携を行う愛知県芸術劇場と共に、大規模な海外招聘公演や創作作品の国内外での再演にも力を入れている。