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酒の民俗文化博物館・いちのせき文学の蔵の運営と地域文化の継承

  • 酒の民俗文化博物館と鳥居型門松
  • いちのせき文学の蔵の内部

実施日/実施期間

2024年4月1日~2025年3月31日(通年)

実施場所

岩手県

世嬉の一酒造敷地内 酒の民俗文化博物館、いちのせき文学の蔵など

活動における重点テーマや目標

蔵のある風景とともに地域おこしに貢献し、一関の文化と歴史を次世代へ伝えていくこと

活動の概要

東北一の大きさを誇る土蔵(元仕込み蔵)を改装した「酒の民俗文化博物館」では、酒造りの工程を紹介し、1600点を超える道具のほか、酒の神・松尾大明神を祀っている杜氏部屋や米造りに関する資料を展示している。
また、市民が中心となって設立し、一関ゆかりの作家を紹介する「いちのせき文学の蔵」を併設。古くは島崎藤村や井上ひさしさんが寄寓し、 幸田露伴や北村透谷、内村鑑三といった文化人との関わりがあった縁もあり、一関の文化や歴史を体験できる場を提供している。

活動の特色

・「酒の民俗文化博物館」は1986年開館。辰野金吾(東京駅設計者)の門下の小原友輔が設計にあたった「旧仕込み蔵」の博物館の土蔵のほか、「旧原料米置場・精米所」とともに大正時代の面影を残す酒蔵群を保存しており、蔵のある風景を守り続けている。
・地域の歴史や文化を次世代へつなぐ場として、一関伝統の「鳥居型門松」を博物館前で毎年12月に立てたり、一関・平泉に伝わるもち食文化の普及・振興へ取り組むなどの活動も長年継続している。

ジャンル

文学/建築/文化遺跡・歴史的建造物/ものづくり/その他

継続活動

(1986年 活動開始)