活動における重点テーマや目標
相原求一朗が描いた「幸福駅二月一日」に偶然出会い購入。その後「北の十名山」の制作を依頼し美術館建設へとつながった。作品はもとより、作家との出逢いが繋がり、六花亭アートヴィレッジを形成している。
活動の概要
創業者・小田豊四郎が児童詩誌『サイロ』の表紙絵を坂本直行に依頼し、翌年、花柄包装紙が誕生。小田豊四郎と坂本直行、2人へのオマージュを形にするべく、1992年に坂本直行記念館がオープン。その後、記念館は「六花の森」(2007年9月開館)に作品館を移設。アートヴィレッジは現在、北海道の自然を描き続けた洋画家相原求一朗、日本画家小泉淳作、イラストレーター安西水丸、児童詩誌「サイロ」の表紙を描く真野正美、洋画家百瀬智弘宏、「一水会」の元代表小川游の6人の作品館と、全国公募展「二十歳の輪郭」の応募作品を展示する「北の大地美術館」を擁している。
活動の特色
とかち帯広空港から車で15分。27,385坪の小柏原生林に7つの展示棟とレストラン・売店が点在。アートヴィレッジの施設は時代を重ねた建物が多く、「相原求一朗美術館」は昭和2年に建てられた元銭湯を帯広市内から移築。「安西水丸作品館」は大正12年に建てられた石蔵を再利用している。敷地内には山紅葉のトンネルが迎えるイングリッシュガーデンがあり、四季折々に花を咲かせる。季節の素材でつくる家庭料理を提供するレストラン「ポロシリ」も併設している。