活動における重点テーマや目標
「創造性が共鳴し合う、世の中に」をテーマに掲げる。若き才能が創作活動を通じて投げかける新しい価値に共鳴し、大きな波紋へ変えていく原動力になることで、創造性の波紋が無限に響き合う社会を目指します。
活動の概要
当財団は大きく3つの事業活動を展開する。「クリエイター奨学金事業」は25歳以下の学生クリエイターを対象とした返還義務を負わない年間120万円の給付型奨学金制度で、例年50名程度採択する。2つ目の事業である「活動支援事業」は卒業生向けを対象とした助成金事業であり、継続的な創作活動の発展の支援を目的とし、最大500万円までプロジェクトベースの助成を行うことで中長期的な経済支援を目指す。これら2つの支援事業の成果報告として3つ目の事業である「クマ財団ギャラリーの運営」を展開する。当財団自身で場を持ち、多種多様な催し事を開催することで若手クリエイターと社会が繋がる場の実現を目指す。
活動の特色
当財団の奨学金の支援対象は特定のジャンルや地域に限定されず、多種多様な人材への支援を行っている点が特徴です。奨学金には用途の申請義務がなく、制作費や生活費など様々な用途に充てることができます。また、活動支援制度では助成金の前払い希望を受け入れるなど、制作における幅広い経済的ニーズへの対応を行います。加えて、奨学生たちの交流を促すために合宿などの機会を設け、金銭的な支援に留まらず、人財的な支援の最大化を目指しています。また、活動報告会として開催される展覧会は入場料無料とし、定期的に開催することで、広く市民の方々が新しい価値や表現に触れ合える場を提供することを目指しています。