活動における重点テーマや目標
生演奏を聴く機会が少ない地域で、一流演奏家のクラシック公演を開催。
令和5年度は財団設立35周年を記念し、47都道府県に上質で贅沢な「ときめくひととき」を届け、地域の文化振興を支援する。
活動の概要
【公募】全国の市町村を対象に募集を行い、出演者など公演内容は開催地の希望により決定する。
【公演内容】日本で指折りの演奏家による本格的なクラシック公演で、必ず出演者による楽器説明や曲目解説を行っている。
【料金設定】小学生から一般の方まで、気軽に生の音楽に親しんでもらえるよう、廉価な入場料を設定。無料公演は行わず、自ら進んで文化芸術に親しむ風土づくりを支援している。
【鑑賞マナーの普及】独自で作成している鑑賞のマナー集を全公演で配布し、来場者全員がリラックスして気持ちよく鑑賞できるよう、各地で普及活動を行っている。
【ノウハウ提供】助成だけでなく、公演に職員が同行、開催当日まで一緒に運営する。
活動の特色
【地域に根差した息の長い活動】全国各地の公共施設で、都道府県、市町村、当財団の三者共催により、これまで年間約30回の公演を継続、2023年度に35周年を迎える。(2023年度末で1,014回予定)
【地域住民とのより深い交流】公演とは別に、0歳児から保護者と参加できるミニコンサートを開催。プログラムや会場レイアウトに工夫を凝らし、音楽を近い距離で、様々な角度から楽しんでもらえる機会を提供している。地域の学校で開催する鑑賞教室では、生の演奏を聴く機会が少ない子どもたちに、一流の音楽に触れてもらい、お話や質問コーナー等を交えて交流することで、コンサートに足を運ぶきっかけとなるよう取り組んでいる。