活動における重点テーマや目標
資生堂は、様々な芸術文化支援活動を長年にわたり継続してるが、言葉を通じた芸術である詩に対して、「美を伝えることばの力を高めたい」と言う思いを込めて、優れた現代詩を顕彰する活動を展開している。
活動の概要
前年の9月1日からその年の8月31日の期間において発行された詩集の中からもっともすぐれた一冊へ「現代詩花椿賞」を贈るもの。
選考は、外部の有識者4名からなる選考委員会で行われ、全員の合意を得て優れた一冊を「現代詩花椿賞」として選定する。選考委員4名の任期は4年と決まっており、毎年一人ずつ交代する。毎年一人が交代することで、毎年新しい視点を取り入れ、常に鮮度の高い選考会を運営することを留意している。また選考委員には、4年という期間で資生堂という企業を理解頂き、資生堂らしい選考の視点を考えて頂いている。
活動の特色
活字離れや日本語の乱れが指摘される昨今、現代詩と詩作に携わる方々への支援を通じて、ことばが本来持つ力を再発見し、表現力、想像力に満ちた豊かな社会づくりに貢献することが目的である。受賞者へは、正賞として資生堂が特別制作した香水入れ、副賞として賞金100万円を贈る。賞の創設に尽力し選考委員を務めた故・宗左近氏(詩人・評論家・仏文学者)が、資生堂が現代詩を支援する意味を次のように語っている。「お化粧も詩である、ファッションも詩であるという立場に僕は立ちたいんです。資生堂の仕事というのは、日常にあって日常を超えること。現実を童話の世界に変えること。一種の魔法。だから、詩と同じなんです。」



