活動における重点テーマや目標
鋸山美術館は鋸山全体の文化と歴史的価値を保持し伝えていく目的で2010年に開館しました。2019年に被災した鋸山を次世代へ繋ぐために、復興を掲げ活動を開始したプロジェクトに事務局として参画しています。
活動の概要
2019年9月に房総を直撃した台風15号により過去最大級の被害を被った千葉県(富津)鋸山。
鋸山復興PJはこの被災をきっかけに発足、関係各所と連携を図りながら、多くのボランティアの協力の元「登山道整備」「整備資金の調達」「情報発信」を進めてきました。
また歴史遺産保存として、石切場跡の観音洞窟の整備や、房州石や車力道などの産業遺産をYouTubeで発信、鋸山の歴史や構成文化財の魅力を伝え、登山道を安全にガイドできる人材を育成しています。
この先も、持続可能な山と暮らしの共存・共栄のため、「山」「まち・地域」「山を敬愛し関わる全ての人々」にとって、より良い循環を生むプロジェクト運営を目指します。
活動の特色
美術館担当者が、主にチーム鋸山の会員84名、Facebook784フォロワー、Twitter528フォロワー、公式HPでの鋸山に関する情報発信と活動ブログの運用、YAMAP公式アカウント523フォロワー、にて情報発信を行っています。
SNSを通じ、同じ興味関心のある方々と繋がり、地域住民のみならず、鋸山を中心とした、鋸山のコミュニティーが育ちつつあります。
日本の多くの地方は高齢化が進み地域資源の維持管理、資金調達、人材育成などが大きな課題となっていますが、鋸山復興PJは、次世代の地域資源の守り方、活用の仕方、遺し方を仕組み化し半永久的に循環していくことを目指しています。
