活動における重点テーマや目標
世界の子どもたちにハイク創作の楽しさを広め、感性を養い、俳句を生み出した日本文化や日本への理解を通して相互理解と国際交流を促進することを目的としている。
活動の概要
1990年の設立以来、2年に一度、15歳以下の子どもを対象に「世界こどもハイクコンテスト」を 開催。日本のみならず、海外の子どもたちにハイク創作の楽しさを広め、世界で最も短い「詩」であるハイクを生み出した日本文化や日本への理解を深めてもらうことを目的として実施。作品はハイク(文字)に加え、ハイクを詠んだときの光景などを子どもたち自らの手で描きとめた絵とともに応募してもらい、ハイク創作を通じて豊かな感性を育むことも目的としている。優秀作品は、各国の現地語に日本語・英語を付けて編集し、JAL財団HPに掲載するとともに、「地球歳時記」として出版。国内の主な公立図書館や海外の関係機関に寄贈。
活動の特色
JAL財団が主催し、日本航空株式会社協賛、外務省、文化庁、日本ユニセフ協会、国際交流基金に後援をいただいています。学校の夏休みの宿題やアートスクールの題材などにも取り入れていただき、これまでに世界中から72万を超える作品が集まりました。子どもたちの作品は力強く、温かみがあり、心に潤いを与えてくれます。この制度を通じて、より多くの皆さまに作品に触れていただき豊かな社会づくりができればと思っています。