活動における重点テーマや目標
美しい日本の文化、感動するエピソード、自然やユーモアなど、生きることの喜びや希望を覚えるような感銘深い文章を、より多くの方に共感していただくことが目的。
活動の概要
1年間に読んだ新聞や雑誌などから選りすぐった、珠玉のエッセーやコラムを抜粋してまとめた小冊子。昭和6年から戦時中を除き年1回の発刊を継続している。創刊号の3千部から始まり、現在は45万部を発刊して全国の金融機関や官公庁、自治体、学校、病院、図書館、また海外にある日本大使館や個人の読者など約8万5千箇所に無償で頒布する。発刊日は創業記念日の1月29日で、毎年頒布後は1,000通を超えるお礼状が届くなど、全国各所で喜ばれている。もちろん掲載にあたっては、著者と出版元に転載の許可を取り、著作権上の問題もクリアしている。
活動の特色
専任者の編集人は1人。編集人が選んだ掲載候補の記事を社内にいる16人の選考委員で評価し、最終的に編集人が掲載する40本近くを決める。元々は、小学校しか卒業していない創業者が新聞や雑誌、書籍によって自らの経験の乏しさを補い、その中から感銘を受けた文章をスクラップして綴り、自分だけで読むのはもったいないと思って関係者に配布したことがきっかけ。全国のロータリークラブや自治体などから講演の依頼もあり、都合を合わせて本活動の経緯や内容、趣旨などについて各所で講話をしている。発送先のデータ管理は総務グループが担当。