活動における重点テーマや目標
社会貢献の一環として、仏画家ルオー作品を常設展示し、パナソニックの社業と関わり深い「建築・住まい」「工芸・デザイン」の分野で多彩な企画展を通じて、私たちの暮らしを豊かにする活動を続けています。
活動の概要
2003年4月に現在のパナソニック東京汐留ビル4階に開館し、来年20周年を迎えます。ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の初期から晩年までの絵画や代表的な版画作品など約260点をコレクションしています。これらを世界で唯一その名を冠した「ルオー・ギャラリー」で常設展示するほか、ルオーに関連する企画展、パナソニックの社業と関わりの深い「建築・住まい」「工芸・デザイン」の分野で多彩な企画展を一年に原則4回、これまでに83回開催して来ました。「東京・汐留」というロケーションを活かした都市型の美術館として文化的空間を創造し、芸術とふれ合いを通して皆様に新しい価値観と感動をお届けしたいと考えています。
活動の特色
■企画展毎に関連イベントとして、企画担当学芸員によるギャラリートーク、講演会やワークショップを開催しています。
■当社の照明技術・設備を活用し、美術館・博物館照明の新しいあり方を全国の学芸員と一緒に学ぶ照明研究会を毎年開催しています。
■都内の他美術館と連携し、翌年度開催企画展概要を発表する「都内美術館合同記者発表会」を当社ホールにて毎年開催しています。
■2014年1月ジョルジュ・ルオー財団(パリ)とパートナーシップ契約を締結し、ジョルジュ・ルオーの学術研究を行っています。また、ルオーを中心とした美術、建築・住まい・工芸・デザインや広報等に関する講義、講演会、執筆活動などを行っています。