活動における重点テーマや目標
デジタル化以前の写真を一望できる銀塩写真プリントのコレクションとして、日本を代表する101人の作家のオリジナルプリントを収蔵するとともに、積極的に公開することで写真文化の維持発展に貢献します。
活動の概要
富士フイルム創立80周年を機に写真文化の維持発展に貢献することを目的に2014年1月、幕末・明治から現代に至る日本を代表する写真作家101人の歴史的価値の高い写真をコレクションしました。2014年のフジフイルム スクエア(東京)における展示を皮切りに、2021年度までに公立、市立美術館を中心に17回展示し、幅広い層の方々にご鑑賞頂いています。今年度は、広島県の尾道市立美術館で巡回展示を実施するとともに、他県の美術館での巡回を検討中です。
活動の特色
本活動は富士フイルムが80年に亘り写真とその文化を支える中で培った「写真を見る目」と写真家との信頼関係により実現しました。銀塩写真からデジタル写真へ転換している今だからこそ、銀塩写真全盛の20世紀の写真の粋を示す本コレクションを多くの方にご覧いただくことで、日本の写真史と写真業界の発展の軌跡、ひいては写真の楽しさ、感動、記録的価値を知って頂きたいと願っています。より深く鑑賞して頂くことを目的として図録の販売も行っています。
