活動における重点テーマや目標
青少年の健全育成を目的に読書推進活動を実施。すべての子どもたちに本を届けることをテーマに地域の草の根活動や読書にハンディのある子ども達を支援する団体への助成と障害のある子ども達へ電子図書を寄贈する。
活動の概要
子ども文庫助成事業は、地域の病院等施設や文庫で読書活動を推進する方々に、30万円の図書等購入費助成、財団が選書した100冊を贈る図書助成、永年、読書推進に貢献された個人への顕彰の3つのプログラムを実施。その他、被災地支援も実施している。電子図書普及事業は、紙の本では読書が困難な子ども達の為に児童書を電子化し全国の特別支援学校や公共図書館等へ寄贈。各地域の図書館と共同で障害のある子ども達への読書支援者に対し研究会を開催し啓蒙活動にも尽力している。
活動の特色
地域の方々と本を通じて子ども達の健全育成に貢献する。子ども文庫助成事業では、単にお金や本を渡すだけでなく、応募先を直接訪問し現在の悩み等のお話を伺うことも助成の1つと位置づける。例年3月には贈呈式を開催し助成先の横のつながりを作る場としていたが、コロナの影響もあり昨年度からHP上でネットのつながりを持てる場を用意した。電子図書普及事業は、障害のある子どもたち向けに児童書の電子化のみならず、全国の図書館と地元の民話を電子化する等、多様な作品も提供。全国の音訳者や研究会参加者に電子図書の編集にも参画して頂き、読書支援の輪を広げている。加えて昨年度は国立国会図書館のネット配信も開始した。