活動における重点テーマや目標
東濃信用金庫が、地域の人材育成と美濃陶芸文化の発信を目的に建設した「とうしん学びの丘“エール”」の一施設として、2015年開館。当館所蔵の人間国宝の茶碗をはじめ、美濃陶芸作品を展示。入館料無料。
活動の概要
1986年度から地域社会文化貢献活動の一環として、美濃陶芸作品永年保存事業がはじまりました。本事業は、地元の美濃陶芸作家から永年保存するに相応しい優秀と認められる作品を毎年買い上げることにより、作陶への奨励及び美濃陶芸の発展、伝統工芸野攻勢への出賞を意図し、地域文化の効用と美濃焼業界の技術振興に寄与することを目的としています。この事業の作品を展示する美術館として、2015年とうしん学びの丘‟エール”内に「とうしん美濃陶芸美術館」を開館しました。コレクション展をはじめ、年間4回企画展を開催し、人間国宝から若手作家まで幅広い作品を紹介することにより、美濃陶芸を発信しています。
活動の特色
2015年5月7日の開館当初は、美濃陶芸永年保存事業で購入した作品(2021年度で108点)を展示し、スタートしました。現在は、地元陶芸作家、企業や研究施設、学校などにご協力していただき、「土からはじまるーセラミックバレー・奇跡の土プロジェクト」展を開催しています。また本年は、「国際陶磁器フェスティバル’21」協賛事業として「MINO茶碗100-2021-」を開催するなど、地域を連携し、様々な視点から企画し、美濃陶芸を幅広く紹介ししています。