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公益財団法人伊藤忠記念財団

青少年の健全育成事業

すべての子どもたちに読書のよろこびを

  • BRIDGING FOUNDATION(橋をかける基金) ベトナムを拠点に日本の絵本紹介や読み聞かせプロジェクトを推進している団体。ベトナム国内の小児病棟に絵本と書架を設置するための資金を助成。
  • 放課後学童クラブ 医療ケアを受けながら、タブレット端末で読書を楽しむ
  • ジャパン カウリ エデュケーション トラスト 日本人や現地の家族を対象とするニュージーランドの文庫。100冊セットの寄贈により、不足していた小学校高学年向けの図書を充実させる。

実施日/実施期間

2020年4月1日~2021年3月31日

実施場所

全国各地/海外

全国各地及び海外

活動における重点テーマや目標

次代の社会を担う青少年の健やかな成長を支援するために、読書推進活動を行う。「すべての子どもたちに読書の喜びを」をテーマに、地域の草の根読書推進団体への助成と、障害がある子どもの読書環境整備を進める。

活動の概要

子ども文庫助成事業は、ボランティアで読書活動を推進する方に、30万円の図書等の購入費助成、財団が選書した100冊を贈る図書助成、永年、読書推進に貢献された個人への顕彰の3つのプログラムを実施。開設以来45年間で2,404件、約11.1億円を助成。2010年開始の電子図書普及事業は、紙の本では読書が困難な子どもの為に、児童書を電子化し全国の特別支援学校や公共図書館等へ寄贈。都道府県立図書館と共同で障害のある子どもへの読書支援者に対し研究会を開催。43都道府県で63回実施し、延べ3165名が参加。電子図書はわいわい文庫と名付け、これまでに505作品を編集。延べ9420か所に寄贈。

活動の特色

人同士の繋がりを大切にする事が基本。子ども文庫助成事業は、購入費助成の国内応募先を職員が直接訪問。当該応募先の活動状況を直接伺い、選考資料を作成。毎年3月に贈呈式を開催しており、出席者から全国の仲間と交流する事で、活動への意欲が更に高まったという声が多く寄せられている。助成後、再度現地を訪問し、効果測定と情報交換に努めている。電子図書普及事業は、出版社の他、文部科学省や日本相撲協会等の様々な団体に依頼し共同で作品を製作。各地の図書館と地元の民話を電子化するなど、多様な作品を提供している。また、全国の音訳者や研究会参加者に協力を呼びかけ、編集に参画して貰い、障害児への読書支援の輪を広げている。

ジャンル

その他

継続活動

(1979年以前 活動開始)