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田辺三菱製薬株式会社

医療用医薬品を中心とする医薬品の製造・販売

田辺三菱製薬史料館の運営

  • 田辺三菱製薬史料館
  • 神農祭(11月22日・23日)
  • 道修町たなみん寄席

実施日/実施期間

2020年4月1日~2021年3月31日

実施場所

大阪府

大阪市中央区道修町3-2-10

活動における重点テーマや目標

くすりの町として知られる大阪・道修町の本社ビルに構えた企業ミュージアムの公開を通し、道修町と医薬品を起点に商都大阪の歴史と文化を発信、次世代教育や生涯教育に取り組み、地域の振興と認知向上をめざす。

活動の概要

道修町は、江戸中期に薬種問屋による株仲間「道修町薬種中買仲間」が結成されて以来、我が国の薬種取引の中心地として栄えてきた。1678年創業の当社では、2015年開館の史料館において、当社の歩みや医薬品の変遷に止まらず、道修町及び大阪の歴史や文化について資料展示している。結果、児童・生徒らの校外学習や一般市民の生涯教育に活用され、これまでに3万人超の来館者を迎えた。2017年には、新たな企業ミュージアムの在り方を模索する試みとして、年に2回の寄席を開催し、大阪の歴史文化を紹介する落語会とともに、その背景となった社会風土についての講演会を併催することにより、大阪の歴史や文化に親しむ場を提供している。

活動の特色

道修町には当社をはじめ50社近い製薬・薬品会社が建ち並び、各社は薬祖神を祀る少彦名神社(通称、神農さん)の崇敬団体「薬祖講」を結成して、その「薬祖講行事」(大阪市指定無形民俗文化財)を運営するとともに、「薬祖講」の前身ともいえる江戸中期の「道修町薬種中買仲間」以来の膨大な古文書「道修町文書」(大阪市指定有形文化財)を保存・研究し、地域文化の解明に努めている。2015年の当館開館を契機に、各社の展示施設が並ぶ地域一体を「道修町ミュージアムストリート」と名付け、合同で企画・運営する地域イベントを当社が主導、「くすりの町」のイメージアップを図っており、「たなみん寄席」もその一端としての活動である。

ジャンル

伝統芸能/文化遺跡・歴史的建造物/その他

継続活動

(2015年 活動開始)