活動における重点テーマや目標
幼いころから絵本の「読み聞かせ」を体験することによって「本好きな子ども」に育ってほしい、将来は「活字好きな大人」になってほしいという願いをこめた活動です。
活動の概要
550冊の絵本を積んだキャラバンカーが、全国の保育所、幼稚園、小学校などを無料で訪問します。読書や読み聞かせによって、子どもたちに本に親しんでもらえるよう、また想像力の豊かな子どもになるきっかけづくりになるようにという思いを込めています。21年間の活動で、2020年3月末には通算23000回、参加人数は196万人を数えました。北海道や沖縄の離島なども訪問します。キャラバンカーでの訪問に加え「おはなしえほんバス」を同時に運営し、キャラバンカーが入らない狭小立地の園や目の不自由な子どもたちにも楽しんでもらえるよう盲学校にも絵本を貸与しています。
活動の特色
「おはなし隊」は、弊社契約の隊長(東京、関西で16名登録)を現地に派遣し、地元のドライバーと2名で各所を訪問しています。現地では安全運行のための「ドライバー講習」を行います。通常の訪問以外に、地元のCATVやテレビ局と連携したおはなし会を行ったり、子ども向けのイベントに参加したりと、「おはなし隊」のような活動に直接触れる機会の少ない子どもたちへの発信も進めています。キャラバンカー内の絵本は自社製品5割、残り5割は60社からの協賛本を積載、年に2回の入れ替えを行って子どもたちにより良い状態の絵本を手に取ってもらえるようにしています。