審査について

日本各地の取り組みを広く審査の対象とします。組織や活動の規模は問いません。以下の視点を軸に置きつつ、社会・地域への思いや創意工夫を凝らした点などを含め、総合的に審査します。応募項目に記入する際は、以下の視点を織り交ぜながらご記入ください。

This is MECENAT 審査会・審査ポイント

どのように「芸術文化を通じた豊かな社会創造=メセナ」活動に取り組まれているかという観点から、下記ポイントにて審査します。

1. 位置づけ
企業としてメセナ活動をどのように位置づけているか
2. 主体性
プロジェクトの企画・運営に主体的に取り組んでいるか、他団体と連携するプロジェクトの場合でも主体的に関与しているか
3. 視野
活動の幅広い展開や、継続の意欲や可能性があるか

This is MECENAT 審査会・審査ポイント

毎年、This is MECENAT 活動の中から、認定の翌年度に特に優れた活動をメセナアワードにて選考します。※エントリーは任意です

【大 賞】・・・メセナ大賞

【優秀賞】・・・活動の特長が反映された賞名

  • 芸術文化の向上や普及への貢献
  • 社会や地域への貢献
  • 企業独自のノウハウ・資源の活用
  • 活動の継続性・発展性や独創性

審査委員

This is MECENAT とメセナアワードは同じ審査委員によって行われます。
委員長
萩原なつ子|独立行政法人国立女性教育会館理事長
(認特)日本NPOセンター代表理事
お茶の水女子大学大学院修了。博士(学術)。(財)トヨタ財団アソシエイト・プログラム・オフィサー、宮城県環境生活部次長、武蔵工業大学助教授、立教大学教授を経て、現職。立教大学名誉教授。専門は環境社会学、非営利活動論。著書・編著に『市民力による知の創造と発展』『としまF1会議̶消滅可能性都市270日の挑戦』など。
新井鷗子|横浜みなとみらいホール館長/東京藝術大学客員教授
東京藝術大学楽理科および作曲科卒業。NHK教育番組の構成で国際エミー賞入選。「題名のない音楽会」等の番組構成を数多く担当。東京藝大で「障がいとアーツ」の研究を推進し、1本指で弾けるインクルーシブな楽器「だれでもピアノ®」の開発に携わった。著書に「おはなしクラシック」、「音楽家ものがたり」等。
Ⓒ撮影:ヒダキトモコ
佐倉 統|東京大学大学院情報学環教授
理化学研究所革新知能統合研究センターチームリーダー
1960年東京生れ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。東京大学大学院情報学環教授。いろいろな科学技術と社会の関係が研究テーマ。おもな対象はロボット・AI、脳神経科学、進化論など。主著『科学とはなにか』『現代思想としての環境問題』『進化論の挑戦』『進化論という考えかた』『科学の横道』。
仲町啓子|実践女子大学名誉教授/秋田県立近代美術館特任館長
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。専門は日本美術史、特に琳派を初めとした江戸時代の絵画・工芸の研究。また江戸時代の女性画家作品の発掘・調査にも努めてきた。主著に『光琳論』(中央公論美術出版社、2021年度國華賞及び徳川賞受賞)。近年は地方の芸術文化振興の問題にも強い関心を抱いている。
松尾卓哉|株式会社17 クリエイティブディレクター/
CMプランナー/コピーライター
チョコザップ、東急リバブル、Yogibo、線虫N-NOSEなど、「目立って、おもしろくて、モノが売れる広告」をつくる。
クリエイティブ集団「17(ジュウナナ)」代表。
日本ネーミング協会理事、Forbes JAPANオフィシャルコラムニスト、慶應義塾大学 特別招聘教授など。
山口 周|独立研究者、著作家、パブリックスピーカー
1970年東京生まれ。慶大文学部、同大学院修了。電通、BCG等で戦略策定、文化政策立案に従事した後に独立。株式会社ライプニッツ代表。ダボス会議メンバー。著書に『ビジネスの未来』『ニュータイプの時代』など。
夏坂真澄|企業メセナ協議会理事長
1956年埼玉県生まれ。大阪大学人間科学部卒業、ワシントン大学経営学修士課程修了。花王石鹸株式会社(現花王株式会社)入社後、海外駐在、ニベア花王株式会社取締役マーケティング部長、花王株式会社常務執行役員ビューティケア事業管掌、カネボウ化粧品株式会社代表取締役社長を歴任。
花王株式会社顧問、学校法人啓明学園理事。共著書『日本と中国「歴史の接点」を考える』。
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