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凸版印刷株式会社  

総合印刷業

「印刷文化学」をベースにした新たな印刷博物館活動

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実施日/実施期間

2021年4月1日~2022年3月31日(通年)

実施場所

東京都

印刷博物館

活動における重点テーマや目標

印刷博物館は「印刷文化学」構築を掲げて印刷の日本史を中心とした常設展にリニューアルした。併せて『日本印刷文化史』を編纂出版した。この2つの新たなコンテンツを利用、展開して新たな文化情報を発信する。

活動の概要

2000年10月に開館した印刷博物館は、印刷を多角的、総合的に調査・研究しその成果を一般に公開することで、印刷の役割と意義、広がりと可能性を伝えてきた。
2020年には「印刷文化学」構築にむけた新たな活動を展開するために展示をリニューアルした。今後の活動としては、同時に出版した『日本印刷文化史』とリニューアル展示の2つの新たなコンテンツを用いて、大学等の教育機関との共同研究、小中高校の授業への展開、海外の印刷文化施設との交流強化と企画展開催へ向けての企画を計画している。また定期的に開催する企画展も、日本の印刷文化とのかかわりを重視した内容で展開していく予定である。

活動の特色

わが国の印刷文化や歴史について研究、検証し紹介する施設が少ないことから、当社の生業をテーマとするも個別企業の歴史や活動理念ではなく、印刷そのものを広い視野から独自に調査・研究、展示する公共的な文化施設として開館し活動を続けてきた。それを通して印刷の文化的価値ならびに印刷産業全体の地位向上を目指している。また、「印刷文化学」構築を目指した新たな活動としては、印刷と人々との関係を長期にわたる文化文明史的な視点から見直し、それに関わった社会や人びとの営みの証しについて検証を進めていく。そしてその成果を館内での企画展や、冊子の発行、講座や講演会などの活動を通して広く発信していくことを目標としている。

・・・企業メセナ協議会会員

ジャンル

美術/デザイン/ものづくり

継続活動

(2020年 活動開始)