活動における重点テーマや目標
地域に開かれた美術館を目標とし、多彩なプログラムを通して子供から大人までに幅広く美術の魅力を伝えるとともに、来館されたお客様にやすらぎと癒しの時間を提供することを目標としております。
活動の概要
所蔵する西洋絵画や民藝コレクションを活用した当館ならではの魅力ある企画展や講演会、ワークショップを開催し、美術に関する幅広い知識や魅力発信に取り組んでおります。
教育普及活動にも注力しており、地元大山崎町の小学校への出張授業などを通して、子供たちの美術への関心のきっかけづくりにも取り組みます。
本年は開館25周年の節目の年であり、魅力ある所蔵品の企画展を開催いたします。
活動の特色
本美術館は、実業家加賀正太郎氏により建てられた山荘を修復再生した本館および安藤忠雄氏設計地中館「地中の宝石箱」で構成され1996年に開館しました。主なコレクションは西洋絵画と民藝で、印象派のクロード・モネの代表作《睡蓮》の連作や、河井寬次郎・濱田庄司・バーナード・リーチを中心に多岐に渡る作品を収蔵しております。天王山南麓に建つ本館テラスからの眺望は、緑豊かな庭園や、木津川・宇治川・桂川を望み素晴らしい景観です。敷地内には本館を含む6棟の登録有形文化財を有しており、近代建築の魅力を伝えております。隣接する「聴竹居」をはじめとする施設とも連携を図りながら、地域の魅力発信にも取り組んでおります。
