活動における重点テーマや目標
栃木に生まれ武士の始まりと言われる藤原秀郷。その功績は多くの氏族と共に各地に残っています。『藤原秀郷ブランド』を再構築し、県民のシビックプライドを醸成し、地方創生を実現するプロジェクトです。
活動の概要
認知活動のスタートは2017年に宇都宮市の活性化プロジェクトである『宇都宮市民シティープロモーション支援事業』に採択された、街中周遊シールラリーイベントとなる。その後も複数にわたりイベントを実施し、2018年には栃木県立博物館で開催された『藤原秀郷展』でのコラボレーションとしてクイズラリーの開催とグッズの販売を行った。今年の1月には、栃木県立博物館の学芸員と地元の歴史ライターの講座『第1回藤原秀郷フォーラム』を開催、7月には『第2回藤原秀郷フォーラム』を法政大学院の増淵教授を招き、秀郷伝説を活かしたコンテンツツーリズムの講演を開催した。
活動の特色
首都圏に有りながら、認知度・観光集客共に低い当県。地域創生は地域の歴史を知ることから始まります。秀郷に係わる伝説や史跡が多い県南地域。秀郷百目鬼退治伝説の残る宇都宮。秀郷の氏族で有り、栃木の武将認知度No.1那須与一の郷、県北地域、武士の始まり藤原秀郷が生まれた栃木県を横断する観光ルートが形成されます。そして栃木の観光集客の要、日光は武士の繁栄と終焉の象徴であり、栃木は武士の始まりと終わりの国と謳っても過言でも無いと言えます。栃木県全域を巡る武将ルートの確立にて、栃木県の地域課題である、観光集客の減少と認知度不足を解決する活動となります。
担当者の一言
藤原秀郷は貴族が中心であった平安時代に武士団を形成し武士の始まりとあがめられた武将です。その強さは「近江の大百足退治」に「宇都宮の百目鬼退治」などの英雄伝説も語られる希代のヒーローでもありました。